インスタに潜む、もうひとつの顔。【第1話】フォローが外れた日

ネネ:
皆さん、こんにちは、ネネです。
Yarnityの創設キンクマハムスターで、代表取締役社長をやってます。
趣味は、ひま種の調理法の研究と、編み物。
モットーは「健康に長生き」。
最近、プロデューサー兼、取締役の代ちゃんに勧められて、ラジオを始めました。というわけで――
本日から始まりました「ネネにも奇妙な物語」。
少しだけ不思議で、少しだけ胸の奥がざわつく、そんなお話を、
お便りというかたちでご紹介してまいります。

代ちゃん
はいはいはい、ちょっと待ってネネさん。
タイトルからして、なんか…不穏よ?笑
“世にも”どころか“ネネにも”って、これはもう正式にホラーやるやつじゃん。

ネネ
と、仰いますよね。
では、さっそく本日のお便りをご紹介いたしましょう。
ラジオネーム「おもちさん」、東京都杉並区にお住まいの30代主婦の方からのお便りです。

(お便り朗読パート/ネネ)
 はじめまして、ネネさん。私は最近、同じ保育園のママ友との関係に悩んでいます。
今年、娘のふみかが保育園デビューしました。
私も初めての経験に毎日たじたじ。
ふみかが毎日楽しく保育園で過ごせるか不安でしたが、無事お友達作りに成功したようで、私も安心していました。
私自身も、ふみかのお友達・ももちゃんのママと仲良くなることができました。
ももちゃんママは、離れて暮らすお母さんの介護のため、今は私と同じく専業主婦をしているようです。話も合うし、子ども同士も仲が良く、日々楽しく過ごしていました。

そんなある日、ももちゃんママがインスタグラムを始めたと聞きました。
どうやら節約レシピを探すために、慣れないSNSに挑戦したようです。
でも、アカウントの作り方が分からなかったらしく、ご主人に手伝ってもらったと話していました。

アイコンにはももちゃんの写真が設定されていて、可愛らしい印象でした。
私もインスタのアカウントを持っていたので、早速相互フォロー。
とはいえ、ももちゃんママの投稿頻度は多くなく、いわゆる“見る専”。
私もあまり投稿しないので、えすえぬえす上でもちょうど良い距離感だったように思います。
たまに、ももちゃんママがふみかとももちゃんが遊んでいる様子を投稿していて、私はそれに「いいね」を押すのが習慣になっていました。

しかし、ある日。
たまたまフォロワーを見返していた時に、ももちゃんのアイコンが見当たらないことに気づいたのです。
つまり――ももちゃんママに、フォローを知らないうちに外されていたんです。

表面上の付き合いには全く変化がなく、今でも笑顔で挨拶を交わしてくれます。
だからこそ、今、とても心に靄がかかった状態です。私は今回のフォロー外しの件、どう受け止めたらいいのでしょうか?
そもそも気にしすぎなのでしょうか?
アドバイスをいただけると幸いです。

(朗読終了)

代ちゃん
うわあ…これは……刺さる……
いやネネさん、これ「あるある」で済ませたくないやつですね。
フォロー外しって、言葉にしたら些細なことに見えるのに、なんでこんなに心にくるんだろ……。

しかもももちゃんママ、保育園では今まで通りなんですよね。
表面上は何も変わらない。なのに、“見えないところで切られてた”っていうのが…こう、地味に効く……。

ネネさん、これ、どう受け止めるのが正解なんでしょう?

ネネ:
そうですね、 ちなみに、私もInstagramをしてます。
プライベートのアカウントではないので、この手のトラブルには縁がないのですが、
リアルな人間関係の中で起きると、たしかに不安になりますよね。
おもちさんの気持ち、わかりますよ。
いくら表面上の付き合いに変化がなくても、いえ、ないからこそ、もやっとしてしまうんですよね。

代ちゃん
 現実では笑顔で接してくれるのに、SNSでは「距離を取られてる」って――逆に怖いっていうか、不安になる。

しかも、おもちさんはそれを確かめるすべがないんだよね。
本人に聞くのも気が引けるし、でも黙ってるとずっと気になっちゃう。
……ネネさん、
これ、SNSって「つながるためのツール」だったはずなのに、
逆に“切られるための静かなナイフ”にもなっちゃってる気がしますね。

ネネ:
うーん。そうですね。
でも、どうしても気になるなら、会話の流れでさりげなく聞いてみるのもありだと思います。
ももちゃんママは、節約レシピを見るためにアカウントを作ったんですよね?
そしたら、
「今日の晩御飯、決めてる? 私、悩んでて~。そういえば、インスタのフォロー外れてたんだけど…」
って感じで、聞いてみるのはどうでしょうか?ちょっとぼかしながら、さりげなく。
でも、内心は……
「切るのは野菜だけにしてくれ」ってね。

代ちゃん
……いや、

でもほんと、それくらいのぼかした聞き方って、おもちさんにとっても一番ダメージ少ないし、相手にとっても「逃げ道」がある言い方ですよね。
“もし本当に気づかず外してたなら戻せるし、気まずいならそのまま流して終わらせられる”っていう。

ネネ:
そうですね。では、おもちさん。勇気がいるかもしれませんが、頑張って、腹から声だしてね、ももちゃんママに聞いてもらえればと思います。
また、進展があったら教えて下さい!
……それでは、本日のお話はここまで。
またお便りが届きましたら、ネネがそっとお読みいたします。
 

……ちなみに、会話に出てきたネネのアカウントは、実在しております。

Instagramで「@yarnity.n」と検索していただくと、きっと見つかるはずです。

それでは皆さま、どうかよい夜を。

エンディングはこちら
[動画プレイヤー(音楽あり)]

使用楽曲(BGM)
「学校の怪談」 by EN_OKAWA(DOVA-SYNDROME)

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