インスタに潜む、もうひとつの顔。【第3話】再フォローの夕暮れ

ネネ:
皆さん、こんにちは。ネネです。
この番組「ネネにも奇妙な物語」では、
少しだけ不思議で、少しだけ胸の奥がざわつく、
そんなお便りを、ネネが静かにお読みしてまいります。

本日も、前回に引き続き、ラジオネーム「おもちさん」、東京都杉並区にお住まいの30代主婦の方から、続報が届いています。


(お便り朗読パート/ネネ)
ネネさん、こんにちは。進捗報告がしたくてまたお便り、送らせてもらいました。

相変わらず、娘のふみかとモモちゃんは仲がいいようで、食卓ではモモちゃんと今日は何をしたとか、明日は何をして遊ぶだとかを楽しく報告してくれます。
その度に私は心がざわつくのを感じていましたが、ついに、その靄が晴れました!

実は、先日久しぶりに、ふみかのお迎えの時にモモちゃんママと顔を合わせました。
ちょっと、身構えてしまっていましたが、話し出すと思っていたよりずっと普通で。そのまま子供達をつれて近くのファミレスでお茶までしました。

それで、タイミングを見計らってフォロー外しの件、聞いてみました。勿論ネネさんのアドバイスどおり、今夜の晩御飯を尋ねるついでに。
するとモモちゃんママ、まったく何のことかわからないといった様子で。その場でインスタの画面を開いて、フォロー中の中身を確認してくれたんです。

「どうして外れちゃったんだろう。ごめんね、私も気づかなかった。」
そう言って、わざわざ私の目の前でもう一度私のアカウントをフォローしてくれたんです。

ちょっと私が強引にモモちゃんママに再フォローを促す形になってしまったような気もするんですが。
私としては、正直凄く気持ちがすっきりしました。
親身になって相談にのっていただき、ありがとうございました。おかげで、生活のもやっとが一つ吹き飛びました。

(朗読終了)


代ちゃん:
うわ……ネネさん、これは……!!
まさかの、対話成立エンド……!!!!いや〜〜〜おもちさん、がんばった……!

会話できたこともそうだし、その場でインスタ確認してくれたモモちゃんママも大人!

しかもネネさんのあの名言、「晩御飯を訪ねるついでに」が、ほんとに実行されてる……!

なんか、すごく地味な出来事なのに、
見えない糸がふっとほどけた瞬間っていうか、
現実ってこうやって前に進んでいくんだな…って感じますよね。
ネネさん、どう受け止めましたか?

ネネ:
はい、私も凄くほっとしました。
こういうSNS上のやり取りって繊細で難しいんですけど、無事に問題解決されたみたいで安心しました。
でも、フォローが勝手に外れる現象って実際あるんですかね?

代ちゃん:
 いや〜そこなんですよネネさん、まさに今回の一番のミステリーポイントはそこ……!
「フォローが勝手に外れるなんてこと、ほんとにあるのか?」
一部ではInstagramのバグ説もあるけど、実はこんなケース、わりとネット上でも見かけるんです。
でも大半は「気づかずに自分が外してた」とか「アカウントが一時停止されてた」とか。

とはいえ――今回のおもちさんの場合は、明確な“悪意”はなかったわけで、
それが何より救いだし、人間関係のもやっとって、話せば晴れることもあるんだなって。

ネネさん、これは“奇妙”っていうより、“やさしい日常回復の記録”でしたね。

ネネ:
ネットのことは私もそこまで詳しくないので、、よくわかりませんが、そこはあえて深堀しないのが正解かもしれませんね。

ちなみにしろちゃんもインスタのアカウントお持ちですか?

代ちゃん:
私もインスタ一応持ってはいるんですけど、基本は見る専です。
投稿はね、なんかこうキャプションの文が思いつかなくて諦めちゃうんです。だから、大量の下書き保存が、そろそろ発酵して納豆になりそうです。
ネネさんは何を投稿してるんですか?

ネネ:
私は編み物が趣味なので、編み物の投稿ばかりです。

では、今日はこの辺で。
おもちさん、本日まで丁寧に進捗報告していただきありがとうございました。
これからも素敵なインスタライフを。
……それでは、本日のお話はここまで。
またお便りが届きましたら、ネネがそっとお読みいたします。
それでは皆さま、どうかよい夜を。

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