ネネ:
皆さん、こんにちは。ネネです。
この番組「ネネにも奇妙な物語」では、
少しだけ不思議で、少しだけ胸の奥がざわつく、
そんなお便りを、ネネが静かにお読みしてまいります。実は、本日のお便り、前回に引き続きラジオネーム「おもちさん」、東京都杉並区にお住まいの30代主婦の方から、続報です。なんと急展開があったようで。
なんだか、不穏な感じがしますね。それでは、早速読んでいきましょう。
(お便り朗読パート/ネネ)
ネネさん。こんにちは。度々、お便りを送り付けてしまって、本当にごめんなさい。実はあの後、急展開がありまして。どうしてもネネさんに話を聞いてもらいたくって。
実は、ファミレスで、モモちゃんママに再フォローしてもらった夜。モモちゃんママのストーリーに意味深な投稿があったんです。
あの背景ワントーンで文字だけの投稿あるじゃないですか?あのスタイルで、こう書かれていたんです。
「ママ友関係って本当に面倒くさい。(笑)」
一文だけだったんですけど、これって完全に私宛だなって全身で感じて。
そのストーリー、他のフォロワーさん達がすでにリアクションしてる様子で、もうそれも相まって頭真っ白になってしまいました。
ファミレスでやり取りしてた時はあんなに普通だったのに……。
確かに、結果的に私が無理に再フォローをお願いするような形になってしまったのは、ちょっと気になってたんですが。でも、それにしたってちょっと酷くないですか?
モモちゃんママの気分を害してしまったなら、それは申し訳なかったと思うんですが、
ここまで当てつけみたいなことされたら、静かに私は身を引くべきなんでしょうか?それともちょっと怒るべき?
でも、ふみかとモモちゃんの関係もあるし……。
もう、モヤモヤがとまりません。
乱文になってしまってごめんなさい。
私はこれからどうしたらいいのでしょうか?
(朗読終了)
代ちゃん:
……うわ、ネネさん。
これは……来ましたね。
「ママ友関係って本当に面倒くさい。(笑)」いや〜、この“(笑)”が怖いんですよ。
しかも、ファミレスであれだけ普通に過ごした直後でしょ?
これもう、受けては内心パニックですよ。
ネネさん、これはどう答えてあげればいいんでしょう……
おもちさん、またあの靄の中に引き戻されてしまってます。
ネネ:
これは、アタック力が強すぎますね、心のATフィールドがもがれました。
おもちさんが、ちょっと気にしてる「再フォローを無理強いしてしまった」ことがモモちゃんママの怒りを焦げつかせてしまったんですかね。
仮にそれが原因だったとしても、ちょっと意地悪な対応ですよね。そういえば、モモちゃんママ、実家の介護でしばらく保育園に顔を出していなかったようですし、
プライベートでストレスを溜めていて、それをおもちさんに発散しているってことも、考えられますよね…?
代ちゃん:
あぁ〜〜〜…ネネさん、それはあるかも。
それにしても今回のおもちさんは、ファミレスでちゃんと確認までしてもらって、すっきりした矢先の話じゃないですか。
これはやっぱり、、モモちゃんママが意図的におもちさんに向けて投稿したんですかね?
ネネさん、これって――どう判断すべきなんでしょう?
“静かに距離を置く”のが最適解なんですかね…。
ネネ:
確かに、ふみかちゃんと、モモちゃんのお友達関係にまで影を落とすのは心が痛い。
だから、ここはあえて見なかったことにして平然を装うのも、また大人の対応なんでしょうか?
でも、辛いですよね…。
代ちゃん:
「見なかったことにするイコール、大人の対応って言われるけど、“ちゃんと傷ついてる自分を無視しないといけないって、それってある意味感情にフタをする自己犠牲なんですよね。
おもちさんはちゃんと対話して、丁寧に解決しようとして、でも返ってきたのは無言の匂わせ投稿。
これはもう――
“静かに関係をたたむ”という選択も十分に正解になりうると思います。
でもネネさん、多分おもちさんが一番悩んでるのは、「私が悪かったのかもしれないという、自分を責める余地がある状況ですよね…。
これ、どう声をかけてあげるのがいいんでしょうか?
ネネ:
代ちゃん、そこ私あえて触れなかったんですけど、拾うんですね。
でも、自分に一切非がなければ、今の心境も少し違っていたかもしれないですよね、うんうん。
その「自分を責める余地」っていうのが、おもちさんの中で大きなもやっとポイントなのであれば、
もう一度、モモちゃんママに声をかけてみるのも一つの手だとは思いますが…。
正直私は、これを機会に静かに距離をとるのもいい選択だと思いますよ。
これ以上もがいても、おもちさんが傷つけられてしまうような気がして、ちょっと不安です。
代ちゃん:
私もネネさんと同意見です。
おもちさんも、自分を大切にする選択をしてもいいって、誰かに言ってほしかったのかもしれませんね。
ネネ:
そうですね。
今、おもちさん、ラジオの向こうでこの放送を聞かれていると思いますが、あまり気を落とさず。
ちなみにこれって、相手をフォローしてるからストーリーが流れてきたんですよね?
代ちゃん:
はい、ネネさん、仰る通りです。
今回のケース、おもちさんがモモちゃんママをフォローし直した直後だから、そのままストーリーがタイムラインに流れてきてしまったんですよね。
インスタってフォローしてる相手のストーリーが優先表示されますから、まさに目に飛び込んでくる形になっちゃう。
しかも今回のは文字だけ・背景一色っていう注目スタイルだったわけで、もう完全に意識に刺さる設計なんですよね…。
こうなってくるとネネさん、これから先、おもちさんがフォローを続けるか外すか、そこもまた静かな分岐点かもしれませんね…。
ネネ:
はい。
なので、この際、距離をとる手段として、モモちゃんママのフォローを外すのが、選択として最善な気がします。
再フォローした直後で変な気もするんですがね。
ひとまず、おもちさん、珈琲でも飲んで。一呼吸おいて。
私達、いつでも続報お待ちしていますので。……それでは、本日のお話はここまで。
またお便りが届きましたら、ネネがそっとお読みいたします。



